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牧会コラム

#155 旅人をもてなしましょう

先週は韓国からの旅人をお迎えしました。私が所属する「パウロ宣教会」の宣教師家族で、中東のヨルダンで活動をしている方々です。今は安息年で韓国に滞在していますが、日本にいる私たち家族を訪問くださいました。実は、ずっとオンラインで交わりをしていて、生でお会いするは初めてでした。いろんな共通点があり、すぐに打ち解けて、子どもたちも楽しく交わる訪問となりました。ところで、聖書では旅人をどのように接するように教えているでしょうか。

 ①旅人をもてなします。パウロはヘブル13:2に旅人をもてなすことを忘れないようにと勧めています。それによって知らずのうちに御使いをもてなしたことになると教えます。御使いたちは神さま直属の使者です。かつてアブラハムが3人の御使いたちをもてなして、サラが身ごもるという良いお知らせを聞かされたように、主の使者をもてなすことは素晴らしいことです。ただ、私たちは御使いを見ることはできないので、そもそももてなすことなんてできません。それが、旅人をもてなすことで可能なら、ぜひそうしたいところですね。②旅人を愛します。イエスさまが教えてくださったように、隣人を自分自身のように愛することは大事なことです(マタイ22:39)。同様に、人にされたいことを他人に行うこと(黄金律、マタイ7:12など)にもなります。

 そのような意味で、旅人をもてなす最高の場は牧場です。牧場メンバーは家族ですがVIPは真理を求めさまよう旅人です。VIPに仕え、もてなすことで、その家に主の祝福が留まり、その恵みが牧場のみんなに流れていくのです。牧場を通して旅人であるVIPを大いにもてなしましょう!