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牧会コラム

#153 牧場のプログラムを紹介します

私たちの教会では家の教会(牧場)を中心とした信仰生活を目指します。まだまだ歩み初めの段階で、形になっていないところは多々ありますが、それでも目指しているものは明確にあります。それは聖書が教える教会の姿を回復することです。牧場はそれに最も近い集まりであるのです。知っているようであまり知らない牧場のプログラムを改めて紹介します。

 ①牧場の集いは牧場メンバーと食事を共にすることから始まります。できれば一品持ち寄りにして、みんなで準備した食卓をいただきます。誕生日の祝いなどがあれば、この時に行います。食事が一通り終わったら、男性中心にお皿洗いをします。その間に女性の皆様でデザートを用意します。デザートを頂く前にオリーブブレッシングを行います。この時間は子どもたちの1週間の感謝の分かち合いを聞き、牧者が祝福を祈る時間です。祝福の後、子どもたちは別部屋で秩序よく遊びます。

 ②食事の後の集まりは一つの「礼拝」として捉えます。主の日の礼拝とは「かたち」は異なりますが、礼拝の本質を一緒です。まずは賛美を1〜2曲歌います。馴染みのある曲がいいですね。その後には教会のお知らせと牧会コラムを読みます。教会の今週の予定と牧会者が大事に考えるところに想いを寄せます。その後には先週の主日礼拝説教を要約したものを5分ほどで分かち合います。予め説教要約担当を決めておくと良いですね。次は分かち合いの時間です。日々のこと、悩んでいること、嬉しかったことなど、それぞれが自由に分かち合います。そうした分かち合いから話題に出たことなどを持って共に執り成しの祈りを捧げます。最後は宣教と伝道のための捧げ物と祈りを捧げ、牧場終了となります。