3年ぶりの韓国訪問でとても気になっていたのが韓国の教会の現状です。随分前から韓国の教会が衰退していること、若者の教会離れが激しいことなどを聞いていて、とても心配していました。しかしながら私たちが目にしたのは、韓国の教会はまだまだ健在であったと言うことです!
まずは、若者たちがまだまだ健在でした。韓国で有名なワーシップチーム「annointing」の木曜賛美集会に参加したのですが、10代〜30代の若者たちが所狭しと座って熱烈に主を賛美している姿に衝撃を受けました。少なく見積もっても600人は優に超えていたと思います。統計上、若者たちが減っていることは確かですが、まだまだ多くの若者たちが真摯に主を賛美し、求めている姿に希望があると感じました。
二つ目に、祈りが健在でした。韓国の教会といえば「力強い祈り」が特徴的です。一斉に声を上げて祈る力強い祈りは韓国の教会で今でも見られます。金曜祈祷会や早天祈祷会など、祈りの綱を離さず、祈りによって起こされる奇跡を体験し、証している教会の姿があります。私たちが所属しているパウロ宣教会では24時間祈りのリレーを数ヶ月続けていて、私たちも参加して来ました。祈りこそが神様を動かす唯一の方法です。
最後は、宣教が健在でした。教会が弱っていくと、最初に切り捨てるのが宣教です。献金の負担が大きいからです。しかしながら、韓国の教会は今なお、人材と財政の両面で世界宣教に大きく貢献していて、そのことを教会の信徒の皆様も大事に受け止めてくださっていることが分かりました。危機の時代にこそ、力を振り絞って大宣教命令を成し遂げていくときに、主は大きなリバイバルの道を開いて下さると信じ、期待します!