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牧会コラム

#140 犠牲を伴う奉仕が求められる時があります

今週は家の教会牧者カンファレンス(7/28-30)が行われる予定となっています。コロナ禍でリアル開催ができないまま3年目を迎え、やっとのことで対面での開催に漕ぎ着けました。奉仕に当たっているのは信徒牧者の方々で、多くの犠牲を払いながら準備してくださっています。家の教会に仕える牧者たちの献身度の高さにはいつも驚かされます。

 私も牧者として参加予定でしたが、先週になって急な奉仕の依頼が来て、最終的にはカンファレンス参加を断念することとしました。その依頼とはカンファレンス主講師の・スグァン師の講義動画の翻訳・字幕を入れる編集作業でした。元々は、イ師は来日してカンファレンスに参加、メッセージをしてくださる予定でしたが、スケジュールの問題等でカンファレンス参加叶わず、動画での講義となったわけです。

 そうして送られた動画は、一つの講義が1時間30分で、二つの講義があります。自分がこれまで字幕入れ作業をした中で最長の分量です。映画2本分に迫る量ですね。どれほどの時間がかかるか予想すらできず、結構な覚悟で取り掛かったのですが、最終的に1本の講義の字幕作業に一日9時間、丸3日がかかりました!腰や手首の痛みを覚えつつも、まだ残るもう一本の作業も取り掛からなければなりません。何とか翻訳された講義を通して牧者のみなさまに良きチャレンジとなればと一心で願います。

 教会生活を続けると、時には多大な犠牲を伴う奉仕が求められる時があります。皆さまにとってはちょうど8月の二つの礼拝がそうかもしれません。教会員一人ひとりが誠実に奉仕を担って下されば、間違いなく素晴らしい礼拝になると信じています。奉仕の喜びをぜひ味わって下さい!