先週に引き続き、ジョン&ベティ・ドレッシャー夫妻の著書から幸せな結婚生活の知恵を学びます。
第6章では「性の喜びと美しさを知ること」について語ります。著者は夫婦の性を「二人の生活の体温を正確に計る温度計」であると表現します。より相応しい夫婦関係は、愛を築くためではなく、すでにある愛の関係を表現し深めるためのものであると理解すべきです。第7章では「相手を変えようと努力するのをやめること」が大事であると語ります。なぜなら、それは夫婦の間の摩擦やトラブルを引き起こすばかりで、何の解決にならないからです。相手をあるがままに受け入れ、愛することを学ぶことが大事です。第8章では「小さな事を大切にすること」を教えます。家族の懐かしい思い出、些細なことでよかったこと、感謝を分かち合うことは家族の絆を強めてくれます。小さな感謝の気付き、些細な配慮によって家族の信頼が深まります。また、そのようは夫婦の姿を見て子どもたちは愛する方法を、相手への配慮を学びます。第9章では「お金の使い方についての取り決めをしておくこと」を薦めています。夫婦の間におけるお金の使い方は、二人の価値観や生き方を決定づけるものだからです。物資的な豊かさは結婚生活の満足度を高めてくれるものではないことを覚えましょう。最後の第10章では「トライアングルを強固にすること」について教えます。夫婦は二人ではもろい関係ですが、神様を頂点にし、夫と妻が下の二点を結ぶ三角形を形成するなら結婚生活はもっと強固に保つことができます。また、信仰共同体である教会に繋がっていることで結婚はより安定したものになります。// 一つでも実践するのに決して遅くありません!