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牧会コラム

#102 教団宣教130周年記念大会の分科会の恵み

先週の教団宣教130周年記念大会の夕方には、28のテーマ別に分かれて分科会を行いました。今ホットないろんなテーマの専門家を招いて学ぶ機会となったと思います。分科会の一つに伝道部主催の「開拓のキセキ、聞けます」があり、現在開拓教会に仕えている5つの教会の先生方が参加し、主がなさった素晴らしい御業を証ししました。私たちの教会もその一つです。それぞれの教会で分かち合われた、主の素晴らしい恵みをご紹介します。

 山形恵みキリスト教会の吉持尽主つくす先生からは、コロナ禍の中で、教会から近くにある東北工科大学の学生が一名洗礼に導かれたことを分かち合ってくださいました。大学近くにある教会として多くの大学生に仕えていますが、その一人が救いに導かれ、受洗に至ったことは大きな恵みです。

 光の森聖書教会のペー東烈とんりょる先生は、開拓翌年に準備したコンサートに期待ほど人が集まらず恥ずかしい思いをし、その後の熊本地震で苦しい思いをしたけれども、それらの苦しみを乗り越え、開拓8年目に多くの支援によって教会堂を献堂することができたことを主の恵みとして証されました。

 鹿児島いずみ教会の瓜生和彦先生は2018年に開所式を行なってすぐに一人の姉妹に洗礼を授け、これまで3名の受洗者が与えられたことが主の奇跡であると分かち合ってくださいました。魂の救いが起こされていることほど、大きな恵みはないのでしょう。

 最後は、徳島福音キリスト教会のぱく哲濬ちょるじゅん先生の開拓の取り組みの分かち合いがありました。未信者との関係作りにトラクト配布、韓国語教室、学習塾など多方面の活動を行なっています。印象に残ったのは、教会のない山地の町に定期的にトラクト配布を行うことで福音を分かち合っている姿でした。

 もちろん、私の方からも私たちの教会のうちに主が降り注いてくださった多くの恵みを分かち合うことができました。開拓教会を通して起こされる主の奇跡をこれからもたっぷり味わい、証して参りましょう!