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牧会コラム

#101 教団宣教130周年記念大会の恵み

教団は今年で宣教130周年を迎えました。「創設」ではなく「宣教」を記念する年とみています。教団の宣教のルーツについて以前コラムでもお伝えしました、1891年11月22日に上陸した15人のスカンヂナビア人宣教師にあります。彼らの犠牲の上に今の教団が建てられていると信仰告白しているのです。

 さて、今年の記念大会は、新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ、全面オンラインでの開催となったことは非常に残念なことですが、オンラインであったが故により多くの方々に内容をお届けできたという事実は、今の時代の流れに沿ったものであると言えます。その恵みの一部をお分ちします。

 礼拝室では午後の全体集会1と2にYouTubeを介して参加しました。全体集会1は、教団の宣教の歴史を振り返えるイントロ動画のあと、Migiwaさん率いる賛美チームとともに主を賛美しました。続く主講演では教団理事長の朝岡勝先生の導きで、宣教130周年宣言をみんなで口を揃えて告白しました。これは、教団全体としての信仰の告白であり、また、これから教団が向かう宣教の方向性を確認するものでもあります。朝岡師はメッセージを通して、教団の宣教の歴史を感謝と悔い改めの祈りを持って振り返り、最初の日から今日に至るまで、主の宣教の御業が進められてきたことを確認し、全体集会1を閉じました。

 休憩の後に続いた全体集会2では、現在行われている国内外宣教の紹介から始まりました。まず、国外委員会総主事の飯田仰先生より、6組の宣教師の紹介と挨拶がありました。続いて伝道部長の三浦陽子先生から、現在国内で開拓教会に仕えている6組の先生方の紹介があり、いこいのある教会のアピールもさせていただけました。佐賀開拓のスタートを知らせる発表もあり、充実した内容でいっぱいな集会2となりました。

 私たちの教団は宣教の上に建てられたことを確認し、私たちの教会でもさらに宣教に励みたいと願います。(次週は分科会の恵みをお伝えします)