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牧会コラム

#75 朝礼拝がはじまりました!

 いこいのある教会は開拓当初から午後4時からの夕礼拝として捧げてきました。その主な理由は①西宣教区のデピュテーションがその時点ではまだ終わっておらず、午前は教会訪問が必要だったこと②教団の教師資格がまだ与えられていなかったので、礼拝を導くことに制限があったことが挙げられます。

 先日の補教師准允、伝道師就任を受け、これらの制限はすべて解除されたので、朝礼拝を始める準備が整ったわけです。しかし、朝礼拝を始める理由はそのような消極的な理由ばかりではありません。

 ①主の日の朝はよみがえりのイエス・キリストを連想させます。週の初めの日の朝早く、マリアたちはイエス様の墓を訪れましたが、イエス様はもうそこにおられませんでした。死を打ち破り、よみがえられたからです。よみがえりの喜び、勝利者としてのイエス様のイメージが朝礼拝には溶け込んでいます。②主の日の1日を有効活用するためです。いこいのある教会の場合は、朝礼拝へと切り替えたことで、午後にはアワナクラブ、夕方には牧場ができるようになりました。主の日はいろんな働きがなされますが、すべては朝の礼拝から始められることがふさわしいのではないでしょうか。

 一つ新しい試みがあります。それは礼拝の時間を同盟の仲間の教会に多く見られる10:30ではなく11:00にしたことです。その理由は①時間の分かりやすさ②朝が苦手な若者と遠方からの来会者への配慮③主の日の1日をフルに、かつ、コンパクトに過ごすためです。

「夕べに朝にまた真昼に私は嘆きうめく。すると主は私の声を聞いてくださる」(詩篇55:17)