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牧会コラム

#251 どうして無料のBBQを行うのでしょうか

本日は特別感謝礼拝として捧げつつ、教会メンバーだけでなく、地域の皆さまをお招きしてバーベキューの愛餐をいただけることを嬉しく思います。でも、どうして参加費無料のBBQを教会で行うのでしょうか。その意味と目的について考えます。

 当たり前のことですが、BBQは無料でできることではありません。お肉や野菜などの食材費、コンロやトングなどの道具を用意するにも費用が発生します。その費用はどこから来るのかというと、教会の皆さまが日頃から捧げてくださっている献金を蓄えたものからです。その献金は、それぞれに与えられた収入の中から一部分を大事に取り分け、神さまに捧げたものです。使い道は多々あり、牧師家族を養うため、会堂の維持管理のため、世界宣教のために用います。さらには、恵みを分かち合うためにも用います。聖書には「受けるよりも与えるほうが幸いである」(使徒の働き20章35節)と教えられています。恵みはいただくことも嬉しいことですが、与える人の方がより祝福されるのだというのです。世の中の常識では理解することのできないことかもしれません。でも、神さまのみことばである聖書に従って生きる人々にしか味わえない特別な恵みがあります。収入の一部を神さまのために手放すことによって、それ以上の恵みを味わっています。

 無料のBBQは、神さまからすでにいただいた多くの恵みの分かち合いとして備えられたものです。心置きなく恵みの食卓を共に味わっていただければ幸いです。そして、より大きな祝福を期待し待ち望みましょう!