今年で2年目を迎える「ゆかたサンデー」は私たちの教会が大切にしているイベントですが、そのコンセプトはシンプルです。「『ゆかた』を着て『サンデー(日曜日)』に教会で遊ぼう」ということです。どうしてこのようなイベントを企画し、行なっているのでしょうか。
一つ目の理由は、浴衣を着たいがためです。浴衣は日本の伝統的な衣服の一つで、夏の風物詩となっています。着物のように堅苦しくなく、夏にふさわしい涼しさと気軽さがあります。それでいて、なんか特別な空間と雰囲気を作り上げてくれます。だからと言って、普段着にするには少し恥ずかしさも場所違いな気もします。絶好の場所は夏祭りなどですが、クリスチャンになると祭りなどからは遠のくので、どうしても浴衣を着る機会が少なくなってしまうんですね。非常にもったいないなと思いました。だから、教会で浴衣を着て、一緒に礼拝を捧げ、楽しいゲームなどをして遊ぼう、というイベントを作ったわけです。
もう一つの理由は、教会の素晴らしさを知っていただくためです。日曜日は教会に、というのが聖書に基づいてクリスチャンが守っている伝統です。日曜日が休日になったのは、アメリカのクリスチャンたちが教会に行くためであり、その影響を日本も受けています。なので、日曜日が休日なのはそもそも教会に行くためなのです。週に一度、仕事の手を休めて、愛する教会家族と一緒に神さまを礼拝し、愛の交わりを喜ぶ日曜日の姿が、もう一つの夏の風物詩に加えられたらどれほど素晴らしいだろうかと、切に願っています。さぁ、日曜日の今日1日を一緒に楽しみましょう!