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牧会コラム

#220 受難週特別早天祈祷会の恵み

先週1週間は受難週でした。受難週とは、イエス様のエルサレム入城から十字架の上での死の後、よみがえりの朝を迎えるまでの1週間の期間を指して呼ぶ名称です。教会開拓以来毎年行って来ましたが、今年の受難週特別早天祈祷会はこれまでで一番恵みと祝福に満ちた時であったということができます。どのような恵みがあったのでしょうか。

 まずは、これまでで最も多くの出席者数が与えられました。初日の月曜日の朝は14名の参加があり、私自身も驚きました。土曜日はモーニング牧場の繋がりもあったので、過去最多の15名の参加でした。6日平均10.2名/日の出席者数が与えられたことで、教会共同体が受難週を共に歩みつつイエス様の苦難を味わうことができたことは非常に大きな恵みであると言えます。二つ目は、毎日朝食を分かち合えたことです。早天の後、そのまま出勤となるため、お腹を空かして送ることは望ましくありません(マタイ15:32)。パンとシリアルと牛乳があれば何とか腹ごしらえをしていけるのではないかと思いましたが、知延姉が工夫をしてくださり、豊かな食卓を毎朝味わうことができました。満たされたのはお腹だけではありません。愛する神の家族と朝からお話の花を咲かせつつ、交わりの豊かさをも味わうことができました。ホームバリスタが増え、朝一番のコーヒーも香り豊かなものをいただくことができました。とにかくすべての面において家族の温かさと豊かさを喜ぶことができた特別早天であったと証します。特別早天が教会の素晴らしい文化として根付くことを期待しつつ、朝の一番最初の時間を主のために取り分ける生活を続けていきましょう!