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牧会コラム

#217 牧場においての牧者の役割

家の教会による教会形成を行っている私たちの教会で非常に大事にしている集いが牧場です。牧場に仕えるリーダーを「牧者」と呼びます。私たちの教会はまだ牧場が一つで、私(全)がそれ担っていますが、本来なら信徒のうちから牧者が立てられるべきです。来年度には信徒牧者が任命されることを期待しつつ、牧者として相応しい人物像を確認します。

 ①仕える人です。人の上に君臨し治めるリーダーではなく、仕えるリーダーシップを持った人であるべきです。イエスさまのようにサーバントシップ(servantship、仕え人の姿勢)を持った人が相応しいでしょう。最初からそのような高い能力を持っている人であるより、仕えようとする志と謙虚さのある人であれば十分です。イエスさまのように牧場家族に仕えます。②祈る人です。牧者として仕えていくと、実際には牧場家族のためにしてあげられることがあまりないことに気付きます。問題を解決してあげることも、健康にしてあげることもできません。自分の無力さに気付いた時に初めて、私たちの手にある大きな力に目が止まります。それは「祈り」です。牧者は牧場家族一人ひとりのために時間を聖別し祈ることで牧場家族の成功とVIPの救いを成し遂げていく人です。③誠実な人です。華やかでなくても、立派でなくても、高い能力がなくても大丈夫です。ただ毎週、同じ曜日と同じ時間に、温かな食事を準備して、愛する牧場家族を笑顔でお迎えする誠実な人であった欲しいと願います。

 そのような牧者になる第一歩は4月と11月にある牧者セミナーに参加することです。牧者として仕える誠実なしもべを主はお探しです!!