日本の教会には一般的に女性の方が多く、男性は少ないと言われています。同盟教団内のデータをみると女性が約64%で男性が約36%でした(2022年度)。私たちの教会の昨年末時点での現住陪餐会員は男女同数となっています。ただ、今年は女性陣が優勢になるかと予想しています。どちらにしても、日本の教会にとって兄弟たちの存在は貴重であることは確かです。そして教会の安定した成長のためには兄弟たちの存在が非常に大事であると言えます。どうしてでしょうか。その理由をエペソ5:23〜25を参考に考えてみましょう。
一つ目は、夫は妻のかしらとして立てられたからです。妻は夫の権威に従い、夫は献身的な愛を持って妻を愛することで家庭を治めるように聖書は教えています。教会も同様に夫たちによって建てあげられ、治められ、維持されていきます。むやみに権威を振るためではなく、妻たちが安心して交わり、信仰生活できる環境を作り上げるための面倒な一切を担うためです。二つ目は、多くの場合、夫の救いを持って家族の救いが完成するからです。救われた夫が喜びに満ちた信仰生活を続けられるように支えることは教会にとっても妻たちにとっても大事なことです。三つ目は、いつも仕事を励んでいる夫たちは尊ばれるに相応しい存在だからです。家族を養い、教会に惜しみなく捧げる夫たちの存在は主の祝福そのものです。男性たちにも励ましが必要です。労いが必要です。ぜひ、この機会に、兄弟たちが教会で共に信仰生活できることの素晴らしさを再認識し、主が引き続き兄弟たちを尊く用いてくださるように共に祈り求めましょう。