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牧会コラム

#198 「教会の夢を語る会①」の恵み

先週の愛餐の後、「教会の夢を語る会」で分かち合いの時間を持ちました。教会としては初めての試みでした。目的は、これからの教会のあり方について夢に心膨らませていくことです。私たちにはそのような「夢」が必要です。夢のないところには希望も奇跡もありません。主にあって夢見る時に、主は大いなるみ業を成し遂げてくださいます。中には相応しくない夢もあるかもしれません。それは主が徐々に取り除いてくださいます。今は、自分の常識や限界に縛られない、自由な夢を見て語る時です。主がそれを良しとし、成し遂げてくださることを期待し、祈り求めましょう。先週はみんなが多くの夢を語ってくださいましたが、共通する項目から今の私たちの想いがどこに向かっているのかを確認します。

 分かち合われた18の夢の中、最も多かったのが「地域との関わり」(9)に関するものでした。地域に開かれた公園、くつろげる空間、お年寄りのための共同住宅、シニア食堂などです。教会と地域との繋がりを大事にしたいという想いが伝わってきます。次に多かったのは「建物」(8)に関するものでした。教会堂、遊園地、共同住宅、野外ステージなど、教会の未来にはやはり何らかの形の建物が必要とされているようです。次には教会本来の「礼拝・賛美」(6)に関するものでした。礼拝室、Rくんの説教、祈りの家など。最後は「教育」(3)に関するもので、クリスチャン小中高、幼稚園、図書館の夢などが語られました。

 全体的な印象は「内向き」ではなく「外向き」だということ。つまり福音の広がり、伝道と宣教が「前提」のようです。そのような夢がさらに膨らんで具体化されていくことを期待し、共に夢を見ましょう!