日本伝道会議は1974年、京都での1回目の大会を始めに、教団教派を超えて福音派の教会が集まり宣教協力を模索する国内最大規模の集いです。今回の第7回の大会は「『おわり』から『はじめる』宣教協力」というテーマのもとで日本全国と世界から1000人の参加者と200名を超える奉仕者が集まり、共に主を賛美し、み言葉から学ばされる時となりました。メインのセッションに登壇できるのは50歳以下のみとするなど、斬新な取り組みによって次世代へのミニストリーの継承を意識していました。また、4名の主講師を含め、ステージで活躍されたのはほぼ全員が日本人の牧師や信徒の方々だったことも印象的でした。日本宣教に若くて新しい風が吹き、力強く推し進められることを期待させられました。
大会の構成はメインセッション、スモールグループタイム（SGT）、アクショングループタイム（AGT）の3つに大別できます。メインセッションでは、1名の講師による聖書講解の他、賛美やパネルディスカッション、事例発表など、多様なアプローチによって「おわり」の時代を生きる私たちが今できること、すべきことにチャレンジを受けました。「一緒にやろう」という雰囲気を作り出して宣教協力を促そうとしていましたね。SGTは同年代の方々と昼食を交えながらお交わりをする有意義な時間となりました。AGTでは様々なテーマで分科会とプロジェクトが開かれ、興味のあるものを選択して情報共有し、同労者の輪を広げることができました。もう一つインパクトのあったことは、日本キリスト教団の牧師が教団を代表してメインセッションの中で応答をしてくださったことです。宣教協力のさらなる広がりによる福音の前進に期待が高まります！