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牧会コラム

#188 牧場は神体験できる絶好の場です

「神体験」と聞くとペンテコステ派のイメージがありますが、私たちはもっと広い意味で用います。その定義は「神の存在を感じる実際的な経験」と言えるでしょう。そのような神体験が牧場の中に多く起こされることで魂の救いと弟子作りがなされていくことが期待できます。どのようにして神体験が与えられるのか、そのプロセスについて考えます。

 すべての神体験は、大小の「問題」から始まります。人生には様々な問題や課題があります。それは、信仰の有無に関わらず、息をしている限りは直面し続けます。それらの課題が突きつけられた時こそ、神体験できる絶好の機会です。クリスチャンなら、それは神様が何らかの意図を持って備えてくださったと信仰告白します。VIPにとっては「神様が本当にいるのか?」問いかけるきっかけとなります。問題の認識ができたら、その問題の解決のために「祈り」に焦点を当てます。自分の力ではどうにもできないような問題に対して、神様の子どもたちの最大の特権である「祈り」によって突破口が開かれるよう祈り求めます。VIPのためには牧場家族がとりなして祈ります。生きておられる神様は、私たちの祈りをないがしろにせず、必ず聞き届けてくださり、解決に向かわせてくださいます。最後は、祈りによって神様がどのようなことを成してくださったかを正しく認識し、認め、分かち合います。小さなことでも主の働きを認める時に主は喜んでくださいます。VIPはそれを通して神様の存在を感じ、その積み重ねによって信仰が芽生えます。結局神体験は、VIPにとっては神様を信じる根拠となり、牧場家族にとってはより深く神様を信頼し、信仰が成長する機会となるのです。牧場で共に神体験しましょう!