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牧会コラム

#166 古いパソコンのパーツを取り替えました

北勢牧師会でお交わりをしているある先生から電話先で相談がありました。要はノートパソコンが古くなって遅いんだけど、どうにかできないのかと。「電話ではどうにもできないので、一度見せてください」とお願いし、早速教会に持ってきていただきました。取り出したのは2台のノートパソコンでした。一台はモニターが小さく、コンパクトかつスリムで、カワイイ感じでした。もう一台の方はモニターが大きく、本体もずっしりしていて、図太い印象でした。パッと見た感じだとスリムな方が新しくて、大きい方は古いように見えました。二つのノートパソコンの状態をそれぞれ調べていくうちに、メモリーとハードドライブの両方をより大きなものに交換しないと、この先は使い物にならないだろうということがわかりました。でも、スリムで可愛い方のパソコンは、すべてのパーツがボードにハンダ付けされているので、何も交換できるものがありません。大きくて図太い方は、より容量の大きくて早いパーツを注文して、無事に交換することができました。実は、二つのモデルは、見た目は異なっていても、使用しているCPUは全く一緒だったのです。そして、パーツ交換後の2台のパソコンの性能の差は歴然でした。大きい方はいろんな作業が快適に行えるようになり、あと数年は問題なく使える状態になりました。

 私たちはどちらのノートパソコンに似ているでしょうか。自分の古い知識を手放さない見た目の良いパソコンでしょうか。あるいは、見た目は古そうでも、古いものを手放し、生まれ変わったパソコンでしょうか?過去の知識や経験だけに固執せず、新しいみ言葉を慕い求めましょう。3月ごろには「新しい道」コース開講予定です。お楽しみに!