6月14〜16日の日程で浜名湖バイブルキャンプ場で開かれた「家の教会牧会者カンファレンス」は3年ぶりの対面での開催となりました。40人ほどの先生方が日本全国から参加され、「新しい原点回帰」というタイトルで共に学び、共に交わる素晴らしいひと時が与えられました。その恵みの一部をお分ちします。
4人の講師が二つのメインテーマで語られました。まずは、原田和典先生は「夫婦の一致」という題で、家の教会のおける牧会者夫婦の心の一致が大事であることが語られました。一緒に時間を過ごし、時間と心を注いで対話をし、互いに愛する訓練を通して教会においても模範となるような夫婦になることの大切さが教えられました。それは、牧者や信徒の皆さまにとっても良いお手本となることが求められているからです。私たちもより良い夫婦として成長、成熟していき、パウロのように「私に倣う者となってください」（1コリント4:16b）と自信を持って勧められる日が来ることを願わされました。
残りの3人の講師（趙南洙師、野口富久師、岡野俊之師）からは「牧師のリーダーシップ」についてそれぞれ語られました。家の教会は聖書が教えてくれる教会の本来の姿であることの明確な確信を持って教えることの大切さが語られました。また、そのためには信徒の一人一人との関係を大切に築き上げることが必要とのことです。その信頼の上に牧場があり、その牧場を通して魂の救いが期待できるのです。
家の教会の働きに取り組むことで牧会者も教会員の皆さまも共に成長し、魂の救いと弟子づくりがなされていくことを改めて学ばされました。