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牧会コラム

#90 牧者カンファレンス2日目の恵み

先週に引き続き、7/10に行われた家の教会牧者カンファレンス二日目の恵みを分かち合いたいと思います。カンファレンス二日目のテーマは「派遣と献身」と題し、シドニーからミンギョンジン牧者のユニークな証が語られました。コロナ禍で増殖が難しくなり、牧場の人数が減っていく中で、ミン牧者はテニス同好会を立ち上げて、広く募集をしたところ多くの参加者が与えられたそうです。その中から関係作りをした何人かは牧場に繋がり、信仰告白、受洗に至った経験を分かち合ってくださいました。コロナで八方塞がりの中でも魂の救いを起こさせる主の素晴らしさと、そのために全身全霊で仕えたミン牧者の献身的姿がよく語られていました。

 招待キリスト教会の趙南洙先生からは世界各国での家の教会の取り組みについて紹介があり、聖書に立ち返えろうと努める多くの教会の姿を写真付きで見ることができました。既存の教会と家の教会の統計により比較がなされ、既存の教会より家の教会の取り組みをしている教会の方が信徒リーダーの献身度、小グループの満足度、祈りや献金生活まであらゆる項目においてその素晴らしさが表されていました。家の教会の取り組みは、ただ聖書的な正しさだけでなく、教会の質や満足度においても高く評価されていることがよく分かります。

 六つ撚りの祈りと分かち合いは1日目よりも長い時間が割り振られ、存分に分かち合いをすることができました。

 信徒牧者たちの献身的な奉仕によって準備、運営された今回の牧者カンファレンスには、100名を超える牧者たちが13の教会から参加されました。来年は対面でのカンファレンスを期待し、最後の別れの挨拶は「来年はどこかのリゾートでお会いしましょう」でした。来年は顔と顔を合わせて交わり、励まされるカンファレンスとなることを期待しましょう!