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牧会コラム

#81 三重県に『蔓延防止等重点措置』が適用されました

先日、政府が三重県に対して『蔓延防止等重点措置』(蔓防)を適用下と鈴木知事からの発表がありました。三重県は4月19日に県独自の緊急警戒宣言を発出し、コロナ感染の防止に努めて来ましたが、感染拡大を抑えることはできず、1日最大感染者数を連日更新しながら現在に至っています。そんな中、県は政府に蔓防の適用を要請し、それを受けて政府が適用した形です。三重県内では5/9から5月末まで蔓防の適用となります。当然のことならが、それでも抑えられなかった場合には、期間の延長は否めません。礼拝を続けるためには以下の取り組みを行います。 

 ①引き続き昼食の交わりをお休みにします。これは県が要請する「大人数や長時間におよぶ飲食を避けて」欲しいとの要請に応えるものです。食事の交わりは最もリスクの高いのは事実。クリスチャンにとって食事を伴う交わりは大事にしたいところですが、感染リスクがある以上は控えるべきです。②礼拝時間の短縮を行います。コロナ禍初期において多くの教会がオンライン礼拝へと切り替えました。大人数での集会においてクラスターが発生することを恐れたからです。しかし、新型コロナウイルスの感染ルートや仕組みが徐々にわかってきている現在ではオンライン礼拝は対面礼拝へと戻されています。つまり、大人数での会合であっても、マスク着用などの基本的な感染対策をすれば感染のリスクは極めて低いということです。それでも、外からは見えづらい長時間の礼拝は不必要な誤解を生む可能性があります。なので、礼拝時間を短縮し、教会に集まっている時間を短くすることで対処します。

 これらの対策は「対面礼拝を続けるため」の妥協策であることをご理解ください。集まって共に捧げる礼拝はクリスチャンにとってのかけがえのない宝です。それを守っていくために、もうしばらくの我慢が必要です。

※写真は教会隣のシャクヤク畑一面に咲いたシャクヤクのお花です