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牧会コラム

#274 Kカルチャーフェス・シーズン2の恵み

昨日(5/17)の土曜日、韓国からセビッ教会の短期宣教チームをお迎えして、「Kカルチャーフェス・シーズン2」を開催しました。韓国文化をテーマにしたイベントとしては、今回が2回目の開催となります。今回は新たに3つのテーマ、すなわち「伝統遊び」「家庭料理」「伝統衣装(韓服)」を準備しました。どれほどの方々に来ていただけるか見通しが立たない中、不安と期待が入り混じった心で、最善の準備をして待ち構えていました。最初の開始時には数名しかいなかった参加者も、少し遅れて一人、また一人と来られ、思いのほか多くの方々がご参加くださり、とても感謝でした。そのような恵みをここに分かち合いたいと思います。

 まず第一に、一人ひとりの存在がとても大切であることを改めて思わされました。宣教チームの皆さんの賜物が生かされ、料理、韓服の着付け、写真撮影など、さまざまな場面で用いられていたことがとても感謝でした。いこい家族もそれに負けず、一人ひとりが配慮と気配りをもって宣教チームを支え、参加者を丁寧に案内してくださっていた姿に感動を覚えました。 参加者もまた、一人ひとりが貴重なVIPであり、来てくださったこと、楽しんでくださっている姿に心から感謝でした。一人の存在なくして、多くの群れを成すことはできません。一人ひとりの存在を大切にする共同体でありたいと、改めて願わされています。

 二つ目の恵みは、参加者の皆さんが秩序よく楽しんでくださっていたことです。今回は3つの体験を自由参加形式にしました。ご年配の参加者の中には、外での伝統遊びが難しい方々もいらっしゃるかと思い、そのように設定しました。心配していたのは、どれかに偏ったり、特定の体験がスキップされてしまうのではないかということでした。しかし、蓋を開けてみれば、ほとんどの方々が3つすべての体験に参加し、楽しんでくださっていました。それでも一番人気は、やはりオジンオボックム(イカの甘辛炒め)でしたね。美味しく、楽しく、喜んでいただけて感謝でした。

 そして忘れてはならないのは、カルフェスの真の目的は文化交流そのものではなく、「イエスさまの愛を分かち合うこと」にあるということです。引き続き、隣人にイエスさまの愛を存分に分かち合い、魂の救いを祈り求めていきましょう!