私たち家族は、冬季休暇として韓国行きの予定を組んでいましたが、会堂移転の必要が生じたため、韓国訪問の目的を一部変更し、支援教会での祈りと献金のお願いを中心にスケジュールを組み直しました。つい先月、私たちの教会を平日に訪問くださった麗水栄光教会や、家内との出会いの場所でもあった思い出深い架浦教会など、三つの教会での説教と宣教報告の機会が与えられました。その他にも、食卓を囲んでのサポーター家族や支援牧場などとの交わりの場においても、会堂移転の祈り課題の分かち合いを積極的に行いました。そのような祈りと献金のアピールが苦手な私ですが、自分ができる限りの言葉と表現を持って、会堂購入のために財政的な祝福が必要であること、日本の教会はまだまだ弱くて自らの力では建てないこと、韓国教会の日本宣教への協力を主が待ち望んでおられることを力強く訴えました。
結果、多くのポジティブな応答をいただきました。日本宣教のために、またいこいのある教会の新しい会堂のために、真剣に祈ってくださる祈りのサポーターを多く獲得したように感じました。また、力一杯に捧げてくださる方々も起こされ始めています。韓国教会の底力を見させていただいたような気がして、とても感謝でした。しかしながら、私たちの教会も、自らの力で立ちあがろうと励みつつ、もがき、力を尽くさなければなりません。韓国の教会は、あくまでも「助け手」であり、主の教会を建て上げることは私たちに与えられた「使命」だからです。
私自身が先陣を切って「捧げる」覚悟です。今回の韓国訪問で説教と宣教報告をさせていただいた3教会からの謝儀の全額をそのままドリーム献金として捧げました。まだ見えない場所のために、信仰の目で見て捧げることで、主の豊かな満たしと溢れるばかりの祝福を味わうことを大いに期待しましょう!