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牧会コラム

#236 家の教会の働きがより豊かに用いられるために

先日は、国際家の教会ミニストリーの代表であり、ヒューストン・ソウルバプテスト教会の主任牧師であるイ・スグァン先生をお招きしての東海牧師牧場が知立で行われました。イ師は、前の週に行われた「牧者カンファレンス」の主講師として奉仕するためにアメリカから来日されました。カンファレンスの後、日本家の教会ミニストリー理事会とミーティングをされたとのことでした。そこでいくつか大事なことが決まったとのことで、近々お知らせをするそうです。

 その内容にもよりますが、家の教会ミニストリーを取り入れている私たちの教会にも少なからず影響があると思われます。どんなことであれ、引き続き家の教会による新約教会の回復運動は続きますし、牧場の交わりを通してイエス・キリストの素晴らしさを分かち合う伝道は変わりません。これらのことは、人の制度によって与えられたものではなく、イエスさまの御心にかなった宣教方法であり、再臨の時までに続けられるべきものであるからです。この使命感を忘れてはなりません。家の教会の取り組みは、単なる教会成長のための道具ではなく、福音による全人的な生き方の変化を体験するために必ず必要なものなのです。

 別の側面では家の教会の働きには犠牲が求められます。家を解放するために犠牲を払います。食事の準備のため、執り成し祈るためにも犠牲を払います。その犠牲の上に主はご自身の教会を建てあげてくださるのです。

 家の教会による魂の救いと弟子作りを恒久的な使命と捉え、力を尽くし、犠牲を払いながら共に主の教会を建てあげていきましょう!