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牧会コラム

#225 次世代ドリーム献金の積立原則について

今年度から「会堂(建築)献金」を「次世代ドリーム献金」と改称し、教会堂と土地取得のための積立を継続して来ました。次の世代が引き継ぐことができる信仰の財産を残し、ここにて夢を広げていただくことを願ってのことでした。昨年度までは余裕がある時のみ積立をしてきましたが、ますます会堂取得の必要が迫られ、より積極的に蓄えるために努めたいと願わされています。1月には余った財政のほとんどを、2月には指定献金+基礎献金の2割を積み立てました。その2ヶ月の間に積み立てられた金額は、昨年度の1年をかけて蓄えた額に相当するものとなり、私たちの教会の財政に力がついたことを実感し、主に感謝を捧げました。しかし同時に、主に申し訳ない想いになりました。なぜなら、主に聖別して捧げられた尊い捧げ物の多くが私たちのために用いられるようになったからです。光熱費や愛餐の交わりのため、次世代のために財政を用いることは必要ですし、主がそれを咎められるお方ではありません。それでも、自分たちのために蓄えてばかりではいけません。主のために手放すときに教会はより豊かな恵みと特別な祝福を味わうことができるのです。手放す先は、イエスさまの至上命令を果たすべき領域の内で最も遠いところである「地の果て」、すなわち世界(国外)宣教です。ペンテコステを目前にして、私たちはそのことをもう一度心に焼き付けたいと願います。世界宣教のための捧げ物を最優先して捧げ、私たちの必要のためよりも、より多く捧げると決心を改めます。国外宣教献金は基礎献金2割を目指し、ドリーム献金は指定+基礎献金1割以内に留めることを当面の原則としましょう。