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牧会コラム

#193 夏は子どもたちの思い出作りシーズンです!

皆さまはどのような夏の思い出をお持ちでしょうか。良い思い出の多くは子ども時代のものではないでしょうか。あの頃は、暑さよりも楽しさとワクワクがいっぱいだったように感じます。私はキャンプや旅行、教会の修養会などの思い出がたくさんあります。でも、一番の思い出は「水」と関わるものです。川ではしゃいだり、初めて流れるプールで感激したり、あるいはプールで溺れかけたりした思い出もあります。良い思い出は、その場所とモノが繋がって記憶の深く焼きつき、時には生涯に渡って思い出されるものもあります。この夏に教会を訪れる子どもたちの心に、そのような一生の思い出を残してあげたらと願っています。そのためには次のことを注意深く見ていきましょう。

 まずは、ポジティブな経験ができるように願いましょう。そのためには、楽しかったこと、良かったことをたくさん作ってあげると、そのうちのいくつかは記憶にとどまるかもしれません。次には、良かったことが「重なる」ようにしたいですね。「プールも楽しかったけど、おやつもおいしかった」など、楽しくて良いことが重なった時に、より強烈な体験が生まれます。最後は、それらの良かった体験と「教会」の存在が並行するようにします。「教会で遊んだ楽しかった夏の思い出」という記憶になることを願っています。ここで「教会」は場所のことでもあり「教会の人」のことでもあります。私たちが子どもたちに優しく温かく接することで良い思い出の一部になります。これらのすべては、子どもたちがいつかイエスさまに出会う時のための「下絵」になります。今年の夏もたくさんの子どもたちに、イエスさまの愛と最高の思い出をプレゼントしましょう!