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牧会コラム

#182 故尾山令仁牧師の告別式から愛場されたこと

故尾山令仁牧師の告別式(5/26、聖書キリスト教会東京教会)に行ってきました。日頃から「120歳まで現役」と語っておられた元気な先生だっただけに、ご遺族や先生を愛していた周囲の方々には大きな衝撃であったと思います。それでも、告別式は全体として感謝溢れるひと時となりました。尾山師は日本ではとてもよく名の知れた神学者であり牧師であり開拓者でもありますが、実際にはどのような人であったでしょうか。息子牧師の清仁先生のメッセージからその人物像をつかみたいと思います。

 一つ目は、非常に愛情深いひとでありましたが、その表現が下手な方であったそうです。清仁師がまだ若かった頃、ミニストリーのためアメリカに行った父に対してお土産に珍しいジーンズをお願いしましたが、令仁師はとても苦労をした末に見つけて買ってきてくれたそうです。それだけ苦労されたのなら、息子の前で大口をたたきそうですが、彼の愛の表現は口先のものではなく、行動で示されていたようです。二つ目の特徴は、人の目を気にしない方でした。他人の評価ではなく、前を向いて突き進む方であったそうです。三つ目には、頑固に見えるけれども、いつも学び続ける姿勢の持ち主でありました。親子関係にギクシャクすることもあったけれども、互いに学び合う姿勢で語り合うことで、牧師として同じ目標を持っていることがわかったそうです。それは、神と人とに愛される教会を建てあげることでした。最後の四つ目の特徴は、自分の使命を全うされた牧師であったということです。

 遠い存在だった尾山師がもう少し近くに感じられた告別式でした。天で再びお会いする日を楽しみにしつつ、彼の人生に習って生きたいですね!