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牧会コラム

#180 お母さんたちに感謝を表しましょう!

世の中は今日(5/14)を「母の日」として祝っていますね。母の日はいつから祝うようになったのでしょうか。その由来を確認し、また聖書的な視点から見る「女性」について考えましょう。

 まず、母の日の由来ですが、ネット記事を引用します。「母の日の発祥は、20世紀初頭のアメリカです。アンナ・ジャービスという女性が(中略)母を敬う気持ちを後世にもつなげていきたいと、『母親のための祝日』を設ける運動を始めました。アンナの母、アン・ジャービスは敬虔なクリスチャンで、南北戦争の負傷兵の衛生状態を改善するボランティア団体を立ち上げ、怪我や病気で苦しむ兵士たちに救いの手を差し伸べました。戦争後も平和活動や子どもたちへの教育支援、軍人たちのケアを献身的に行うなど、社会事業活動に終生身を捧げました。」アンナの運動により1915年にアメリカで「母親のための祝日」が制定されました。

 日本では1915年以降、教会を中心に母の日が祝われるようになりました。1973年ごろには大手製菓会社が母の日をキャンペーンとして用いたことで一気に広がるも、戦中は一時下火になり、戦後の1974年には5月第2日曜日を「母の日」として制定され、今に至っています。

 母(女性)を一人の人として認め、その人格、その役割、その存在を尊び、感謝を覚えること。これは、たかが半世紀前までにも日本になかった考え方です。しかし神様はアダムと一緒に女性を創造され、妻として、母としてその役目を与え祝福されました。毎年の母の日には、神様が愛された女性に対して、感謝と愛をたっぷりと表現する1日を過ごしたいですね。私たちの周りの女性たちに、積極的に感謝を表現しましょう!