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牧会コラム

#163 2023年間聖句「主のおしえを喜びとする人」

新しい年が明けました。皆様は新年をどのような期待を持って始められたでしょうか。毎年訪れる新年ですが、その年ごとに期待を持つことによって、「ただの新年」ではなく、「真新しい一年」になるのではないでしょうか。そのためには、個人的な抱負や目標を決めることも良いですが、何よりも主がくださるみ言葉を握りしめる事が一番確実です。なぜなら、それはハズレのない当たりくじだからです!私たち信仰共同体の共通のみ言葉として与えてくださったのが、先週分かち合った詩篇1篇2-3節の箇所です。ここに改めてその意味について確認し、教会としてどのようなことを期待したら良いのかを共有したいと思います。

 まずは、み言葉をより深く学ぶ一年でありたいと願います。誰もが成功を望みますが、そのために悪になってしまうことはクリスチャンの価値観に反します。幸いな人は、主のおしえを昼も夜も口ずさみつつ、その教えに従って生きる人です。それは、申命記6:6-9のように、立つ時も座るときもみ言葉を口ずさむ姿から学ぶべきものです。聖句を暗唱できれば一番良いですが、完璧に覚えられなくても、その内容を思い巡らすことによって私たちの思いが主に寄り添っていくのです。その結果は明らかで、水のほとりに植えられた木のように、どんな渇きの時代においても「正常な成長」を続けることができるのです。また、季節に応じて相応しい実を結ぶこともできます。それは主の民だけが味わうことが許された真の平安であり、祝福です。

 いかがでしょうか。2023年を通してより深く広く主のみ言葉を学びたいという願いが込み上がってきましたか?今日から実行しましょう!