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牧会コラム

#160 コロナ感染して感じたこと

不覚にも新型コロナ・ウイルスに感染してしまいました。症状が現れたのが水曜日の午後。悪寒と咳が始まりました。疲れがドッと出たのかなと思い、午後はずっと休みましたが、翌日までの快調が見込めず、木曜日の道の学びとラボをキャンセル。翌朝、やっぱり体調が回復せず、依然として悪寒に震えていました。コロナを疑い始めたのもその頃からです。夏に購入しておいた検査キット(いわゆる「研究用」)では陰性と出て、ホントかなと疑いつつ、陰性であって欲しいなと心から願いました。土曜日にクリスマス会が控えていて、とにかくコロナかどうかの判断が必要だったので、県の無料検査を最短の予約を入れて、金曜日の昼頃に近くの薬局で抗原検査したところ、バッチリ2本線が入り、コロナ陽性が確定しました。そのあとはご存知の通り、クリスマス会の延期、礼拝のオンライン化などを急速に進めてきました。初めてコロナに感染して分かったことがいくつかあります。①日常が非日常になるのだということです。普段通りのことができなくなる、それは症状の有無に関わらず、他人に移さない、広げないために控えるべき行動が多く、不自由さを覚えました。②目に見えないウイルスの存在に困ったものです。私の周りは汚染されているはずなのに、どこを見回しても「汚れている」ようには見えません。そのギャップに悩まされます。見えないウイルスとの戦い、という表現が肌に伝わりました。③症状は人それぞれですが「ちょっとひどい風邪」くらいで、怖るほどではないように感じました。ただ基礎疾患の有無によっては症状が重症化するリスクは否めません。

 目に見えない罪も同様です。罪を赦し、清めてくださるのは主のみ!