家の教会ミニストリーにおいて三つの軸の一つとされている牧場は健全な教会形成において大事なものです。一番の理由は、牧場こそが魂の救いが起こされる現場であり、弟子作りがなされる実習の場であるからです。実際に、私たちの教会のいこい牧場において魂の救いが起こされました。これからさらに多くの魂が主にある交わりと礼拝の場において神体験し、信仰告白に導かれることを期待しています。同時に、新しい牧者が生み出されることで弟子作りがなされていく場になってほしいと期待しています。牧者という弟子が生み出されていく過程で大事なことがあります。一つは、牧者は背中を見て学ぶということです。イエスさまの弟子たちもそうでした。イエスさまの働きを最も近いところで見て学び、送り出された時には同じような働きができました。よく見て学ぶことは弟子作りの第一段階です。二つ目は、見て学んだことの体系化です。見たからといってその背後にある理由をすべて理解できるわけではありません。分かりないまま働きを続けることもできますが、限界が来た時にやはり疑問が生じます。牧者の役割は何か、どこまでか、など、牧者について学ぶことによって理解が深められます。今年の牧者セミナーは中止となりましたが、それに代わる学びを来年早々行う予定を立てています。牧場に仕える牧者という尊い使命に人生をなげうって奉仕したいと願う勇者が多く起こされる教会でありたいと願わされます。
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