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牧会コラム

#235 旧約聖書通読のためのコツとは?

いよいよ来週から始まる「おっ聖書旧約通読クラス」を楽しみにしてくださっているでしょうか。私は以前からおっ聖書以外にもいくつかの通読クラスを受講しましたが、多少の違いがあるにしても、取り組んでいることは一緒でした。それは「ストーリーの流れ」を掴むことです。

 旧約聖書は、天地創造の物語からイスラエルの民の発祥の物語を取り扱っている創世記を始めとして、バビロン捕囚からエルサレムに戻った後の時代の預言者マラキまでの壮大なストーリーが語られています。全体では何年ほど時間の流れになっているでしょうか。創世記に描かれている天地創造を何年と特定することは難しいのですが、アダムの時代は大体紀元前4000年ごろと数えることができるので、それから紀元前400年ごろに書かれたマラキ書の時代まで、ざっくり3600年ほどの時間の幅があります。旧約聖書が分厚いと思うかもしれませんが、これほどの長い時間のお話を詰め込んだ書物としては薄すぎるくらいだと言えます。それほどに膨大な内容を扱っているため、大事なのは「流れ」を掴むこと。そうすることで路頭に迷うことなく、旧約全体を通して神さまが語ろうとしている主題をしっかり理解しつつ、新約の時代を迎えることができるのです。

 具体的には、どのようにしたら旧約全体のストーリーの流れを掴むことができるでしょうか。実は、そこが「おっ聖書」が得意とするところなんです。そしてその方法とは… クラスでのお楽しみ、ということにしておきましょう〜 来週からスタートする「おっ聖書旧約通読クラス」は教会員は必須で、VIPも受講することができますので、ぜひお誘いください〜