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牧会コラム

#233 教会開拓・形成セミナーの恵み

先日は、仙台で開かれた「教会開拓・形成セミナー」に参加してきました。KDK(国内開拓伝道会)という団体が主催したセミナーでした。この団体の働きは、アメリカ宣教師のバート・プールの日本宣教への強い願いから始められています。バート宣教師は、日本での1期の働きを終えた後、自分がすべき働きは、日本の伝道者たちのために、本国に戻り、支援団体を立ち上げ、経済的な面と祈りのサポートをすることであるという召命をいただいたそうです。本国で「White Fields(WF)」という名前の団体を立ち上げ、支援を募りました。そして、日本では「国内開拓宣教会」という団体を設立し、実際の運営を担う働きをしています。

 その主な働きの一つに、教会開拓に取り組んでいる先生方をお招きし、これまで開拓の良い経験を積んできた実績のある先生方の取り組みから学び、励ましを得て、さらに力強く開拓に取り組むということです。今回のセミナーの講師として3名の先生方が分かち合ってくださいましたが、どの先生もご自身の開拓の経験から惜しみなく分かち合ってくださいました。特に印象的だったのは、3つの教会を開拓し、すべてを自立に導かれた大橋富男(大田原キリスト教会)先生の語れた内容でした。教会の「入り口」をどこに設けるか、という課題について語られましたが、その内容からは、今の私たちの教会での取り組みが良い方向に向かっているという確信を得ることができました。今週からプチ教室の夏学期がスタートします。教会としての入り口の役割をしています。その先にある魂の救いを切に願いつつ、私たちにできる最善で仕え、主を証しましょう!