カテゴリー
牧会コラム

#171 聖書理解の4つの前提

毎週土曜日の朝の時間帯にオンライン講義を聴いているとお伝えしましたが、主な内容は「キリスト教教育」に関するものです。「世界観」に次いで、今度は聖書についての講義が始まっています。聖書を理解することが難しいと言われますが、それは克服するためには、聖書理解に必要な4つの前提をまず学ぶ必要があると教えられました。ここに共有します。

 ①聖書は「神さまの啓示」です。聖書に散りばめられた救いの良き知らせは宝箱のように「隠されている」ものなので、それを探し当てるためには神さまからの啓示、すなわち御霊による解き明かしが必要です。その一連のプロセスを神さまによる啓示であると言います。 ②聖書は「神さまとご自身の民との間の約束」であると言えます。イエス・キリストを信じる信仰により確かな救いが与えられたこと、信じる者は審きを免れること、天の御国を受け継ぐことが許さたことなど、様々な約束が与えられています。 ③聖書は「歴史的文献」でもあります。確かな歴史の記録であり、信頼に値する書物であるといえます。決して神話や虚しい物語の寄せ集めではありません。 ④聖書は「信仰の告白」であるとも言えます。私たちは聖書を読むたびに、自分の信仰を告白しつつ、それを確かめるように読み進めます。記されている言葉は、他人事ではなく、自分の信仰の物語として受け止めます。そのようにみ言葉を読み進めるときに私たちの信仰は強められ、より確かなものになっていきます。

 このような聖書理解の先にあるのは、神さまと隣人に対する愛の実行であり、そうして初めて私たちは聖書に生きるクリスチャンとなっていきます。四旬節の聖書朗読に一層力を入れて行きましょう!