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牧会コラム

#108 牧場とは?③

牧場についての学びを続けていますが、今回は、牧場の中でどんなことが行われるのかを学びます。

 ①牧場は愛餐の交わりから始まります。これは、牧場が一つの家族であることを確認する時間です。この愛餐には狭い意味での「聖餐」を含んでいます。食事のたびに、イエス・キリストを覚え、信仰によって一つの家族となったことを喜ぶ時間として用います。美味しく楽しくいただくこともお忘れなく!

 ②食事の後、小さな子どもたちがいるのであれば「オリーブブレッシング」を行います。子どもたちの感謝の分かち合いに傾聴し、祝福を祈ります。

 ③食事のお片付けをし、賛美を歌います。2、3曲ほどが良いでしょう。一緒に歌うことで心の緊張が解け、分かち合いが深まります。

 ④お知らせをします。牧場は大きな共同体(いこいのある教会)の枝(部分)であることを確認するために、週報のお知らせと予定表を読み上げます。

 ⑤聖書の学びの時間を持ちます。主日礼拝で語られたみ言葉を牧員の一人が要約し、それを発表します。VIPがいるなら補足説明をすることで聖書の重要な内容を伝達する時間として用います。メッセージから学ばされたことやその週に適応したことなどを分かち合うとより豊かで良い学びになります。15分を超えない程度で行い、聖書勉強会にならないように注意します。

 ⑥分かち合いと祈りを織り交ぜて行います。日々の分かち合いから祈り課題を導き出し、共に祈ります。また、祈りの応答があったかを確認することで、VIPにとって神体験の時間となるように努めます。

 ⑦宣教と伝道をチャレンジします。牧場で支援している宣教師の祈り課題を確認し、共に祈り、捧げ物を捧げる時間を持ちます。

 ⑧最後は牧者が祈りで皆さんを送り出します。次回の日程を確認します。