デボーションはどのように行ったら良いでしょうか。主のみ言葉を黙想することに正解はありませんが、大事な要素はいくつかあります。次のことを参考にして、デボーションを進めましょう。
1)静かな場所と時間を決めます。主のみ声はとても小さいので、静かで集中できる場所を選びます。また、忙しい時間帯を避け、1日のうちに最もゆったりできる時に行います。15〜20分ほど十分です。デボーションテキスト(あるいは聖書そのもの)とペンの準備ができたら、いよいよデボーションの始まりです。2)祈りで始めます。主がみ言葉を通して語ってくださるように祈り求めます。聖霊様の助けを求める祈りも加えましょう。3)テキストを読みます。1日の分量は10節前後を基準にします。少なくとも3回以上は読み返し、全体の流れを掴むよう努めますが、全体像が把握できなくても大丈夫です。聖書勉強にならないよう、テキスト研究は控えます。4)黙想します。特定の単語や表現、フレーズなど、心に響くものを探します。そして、その単語やフレーズを自分の現状に照らし合わせ、どんな意味を持つのかを想いめぐらします。5)み言葉を生活に適用させます。例えば、隣人を自分自身のように愛しなさい、というみ言葉が与えられたとします。ちょうど隣の家のおばさんとギクシャクした関係にあるとしたら、隣人を愛するために、ちょっとしたお土産を持って行って挨拶を交わすことで、関係の改善を試みることができます。このような適用によって、み言葉を実生活に活かしていくのです。ただ、毎日、適用が明確であるとは限りません。その日のうちに語られるみ言葉に耳をすませ、一つでもできる行動を見出し、実行するように努めましょう。