カテゴリー
牧会コラム

#89 牧者カンファレンス1日目の恵み

2021年の牧者カンファレンスは去年に引き続き、新型コロナウイルスの感染拡大を懸念し、オンライン開催となりました。それでも60名が超える全国の牧者たちが参加し、大いに盛り上がりを見せました。今回は「私の決断、私の報い」という題を掲げ、牧者として仕えることの素晴らしい祝福とそのための献身を新たにすることが迫られました。

 3組の牧者たちの証があり、コロナ禍の牧場の苦労が分かち合われましたが、それでも集まってともに食し、交わり、祈ることによって困難を乗り切っていく素晴らしさ牧場の姿が証されていました。

 グレイスホームの岡野俊之先生からは、ヨシュア記1章1-9節から、神様の約束と計画は備えられたものであり、私たちの頑張りや能力によるものではないことが語られました。牧者として牧場に仕えることは神様の御心による召しであるなら、必ず主が実らせてくださるので、私たちはただ忠実に主の命令に従っていくことだけで良いのだという慰めと励ましのメッセージをいただきました。

 知立キリスト教会の原田和典先生からは家の教会の根本的な価値について確認され、教会の存在目的は魂の救いと弟子作りであること、また、弟子作りにおいて最も大事なのは「やってみせる教育」であることが強調されました。仕えるリーダーシップのもとで、互いに仕え合う家の教会の良き文化が私たちの教会でもさらに定着していくことを期待します。

 後半は小さなグループに分かれて、六つ撚りの祈りと交わりの時間が与えられました。久しぶりの懐かしい顔を画面越しに眺めたり、また新しい牧者たちとの出会いを通して自分と異なる環境においても最善を尽くしているお姿を分かち合ったりと、キリスト・イエスにあって最高の牧者カンファレンスとなりました!来週の2日目の恵みにも大いに期待します!