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牧会コラム

#280 世界に目が広げられる交わりでした

週報ではお知らせはしていませんが、先週の水曜日の午後、香港とアメリカからの5名の訪問客が教会を訪れました。実は、1〜2ヶ月前に貴さんから紹介された宣教訪問チームで、非常にグローバルな働きをされている先生と若者たちが来るとのことで、喜んでお受けすることにしました。チームの代表はセツ・キム(Seth Kim)先生で、牧師としても、さまざまなミニストリーのリーダーとしても務めておられるお方でした。一緒に来られたのは素晴らしい方々ばかりで、良い証をしてくださいました。

 セツさんの働きの一つに、Arise Asia(アライズ・アジア)というムーヴメントがあります。これは、以前私も参加したことがあったUrbanaというアメリカで行われる宣教大会のアジア版であると紹介され、なるほどと思いました。実は、私はそのUrbana宣教大会の時に初めて献身をしたこともあって、思い入れのある大会でしたが、今回訪問した宣教チームの多くもUrbanaで献身をしていたと言います。共通の思い出は共感を生み、そこから宣教協力がなされていくのだなと思わされました。セツさんの話にどんどん巻き込まれて、挙げ句の果てに、もう一つのセツさんの働きであるCPXという教会開拓者たちの交わりと分かち合いに誘われ、いつの間にか私もプレゼンを任されることになってしまいました。おだて上手なリーダーには敵いませんね。久々に英語で交わりをして、なかなかうまく表現できずにもどかしさを覚えつつも、やはり世界に目を向けてミニストリーを作り上げていく方々の視野の広さには驚かされました。「日本でもアライズジャパンをやりましょう!」という軽いノリで言われましたが、「それは難しいだろう」と否定的に考えてしまう自分の姿が情けなく感じました。主がなさる御業は人間の制約を遥かに超えて行われるのだと知っていながらも、自分の常識と経験が妨げてしまうのです。

 主よ、私の目をもっと広げて、主の視線で日本と世界を見ることができるようにお助けてください!そのような主の想いで、いこい共同体を包み込んでください!