先日は、教会から一番近い小学校の学習支援のボランティアに行ってきました。組みの回覧板から募集の知らせを見て、地域のニーズに応えるべく申し込みましたが、学校の方も快く迎え入れてくださいました。今回は「プリント学習の丸つけや声かけ」をする活動であると書かれていたので、どんなことをするのかドキドキした気持ちで当日を迎えました。
指定の時間に職員室に入ると、校長室に通されました。皆さんが笑顔で迎えてくださり、緊張した気持ちが多少ほぐれたように感じました。他にも合わせて10数名のボランティアが参加されていました。初めての方、何年も奉仕されている方、卒業生の方、学生の親御さん、私のように直接関係のない方々もボランティアで子どもたちの学習のお手伝いに来られていました。
今回私に割り振られたのは2年生でした。私を含めて4名の方々が一緒に教室に案内され、簡単な挨拶をして、すぐにプリント学習の時間が始まりました。算数の足し算、引き算、掛け算の振り返りのプリントでした。一人ひとりにプリントが配られ、それぞれが取り組んでいきます。ボランティアの4名は教室の四隅に座って子どもたちを待ちます。口を閉ざして集中する子もいれば、絶えず口を動かしている子もいました。子どもたちの個性の豊かさを垣間見ることができます。あっという間に一枚目のプリントを終えて自分の元に来る子どもたちの目には、初めて見る大人に対する好奇心と不安が入り混じった想いが映っていました。でも丸つけをして「頑張ったね」と一言褒めてあげると、パッと明るい笑顔になって、次のプリントに向かっていきます。子どもたちに必要なのは「認める言葉」です。自分の取り組みを認め、受け入れてくれる大人に対し、子どもたちは心開いてくれるのです。純粋な子どもたちに触れ合う貴重な時間をいただき、私の心も踊らされました。きっと神様もそのような眼差して私たちを見ていてくださっていることでしょう。