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牧会コラム

#260 日韓食事交流会の恵み

先日は、韓国からのシミインヌン教会の青年たちを迎えました。金曜日に7名(牧師夫妻を含め)と土曜日に3名が来会しました。火曜日にはもう1名が合流し、11名の宣教チームとなります。とても活気あふれる青年たちの姿に励まされています。そのような青年たちと、私たちの教会の青年たち及び「元青年」だった皆様も加わって共に日韓の食事を食べながら交わる交流会を土曜日に持ちました。その交流会の恵みを分かち合います。

 趣旨は、日本と韓国の食べ物を通しての交わりきっかけとし、同じ時代を生きる青年たちが通訳を介して互いについて知り、視野を広げること。そのためにまずは美味しい食べ物が必要です。韓国からは、キンパとトッポギを準備してくださいました。全ての材料は韓国から持ってきていただきました。日本ではなかなか手に入らない貴重な食材です。青年たちが試行錯誤しながら美味しいお料理を準備してくださいました。日本の青年たちは、日本を代表する食べ物であるたこ焼きを準備してくださいました。中の具材はタコだけでなくソーセージやチーズなど、いろんな味を楽しめるように工夫してくれました。さらに、キムチ入りのたこ焼きを用意し、日韓交流にふさわしいメニューとなりました。互いに料理を分かち合いながら、美味しくいただき、お腹も心も満たされました。

 交流会は私が想定した小グループでの交わりではなく、青年たちが大きな輪を作り、通訳を介して交わりを自然と進めていたので、邪魔することなく様子を見守りました。韓国の青年たちの中には日本語が少しできる方々もいて、うまく意思疎通が取れているのがわかりました。新しい世代の青年たちは、私たちが心配する以上に、互いに通じ合うものがあるのだなと感じています。

 日本と韓国の青年たちが、国と言語を超えて、互いに励まし合いながら信仰の道を歩んでくれるきっかけになってくれたらなと切に願っています。