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牧会コラム

#258 在日韓国基督教連合会新年大会の恵み

先週、在日韓国基督教連合会主催の新年大会に行ってきました。久しぶりの千葉行きで心は踊りましたが、長距離運転で体力的には少し大変でした。それでも6年ぶりの大会参加を楽しみにしていました。前回参加したときは、四日市に住みながら礼拝場所を探していた時期で、切羽詰まった思いで大会に参加しました。韓国では有名なある先生のメッセージに背中を押され、半年間の一食断食の結果、現在の会堂に導かれた経験がありました。今年はどのような恵みとチャレンジが与えられるのか、大いに期待していました。

 今年も韓国の大型教会で牧会している先生方が招かれ、み言葉から多くの励ましをいただきました。先生方のメッセージには、重要な牧会のノウハウが滲み出ており、ユーモアと余裕だけでなく、深みのあるみ言葉の分かち合いに慰めとチャレンジを感じました。特に、異端に陥った人たちの相談と回心のために決意をもって働いておられる講師の言葉には力強さがありました。

 異端の教えに流されていく人々の99%は救いの確信がない人たちであるという話を受け、「救いの確信」を持って信仰生活を送ることの大切さが力強く語られました。「救霊」という言葉に焦点を当て、魂の救いのためには何よりも福音を真っ直ぐに語り、信仰告白に導き、救いの確信に至ることが重要であると教えられました。その結果、確かな信仰を持ちながら歩み、異端に惑わされない信仰者として成長することができるのだと示されました。私たちの周りにも、間違った信仰の道を説く異端の教会や団体が存在するかもしれませんが、確かな救いの確信を持っていれば、過度に心配する必要はありませんね。

 さらに、先輩宣教師の先生方との交わりからも大いに励まされました。皆さんが厳しい日本宣教の現場で献身し、忍耐しつつ、魂の救いのために働いている姿を見て、主がその労苦を大いに喜んでおられると確信しました。私たちも、それぞれの生活の場で主に栄光を捧げましょう!