年末をどのような過ごし方をされているでしょうか。世の中では「忘年会」が行われますね。1年間あった様々なことを忘れて、水に流し、新しい気持ちで新年を迎えようとする考え方かと思います。クリスチャンとしてはどのような過ごし方が望ましいでしょうか。聖書から学びましょう。
①自分自身を省みることが重要です。哀歌3章40節ではこのように語られています。「自分たちの道を尋ね調べて、主のみもとに立ち返ろう。」一年の歩みを振り返り、どのような道を歩んできたのかを調べます。失敗や過ちを見過ごしてしまうと同じことを繰り返す愚かな人生になってしまいます。正しい道から外れているのなら、方向修正して、主のみもとへ立ち返る決断をします。②悔い改めと赦しで一年を清算します。マタイ4章17節ではイエスさまはこのように教えられました。「悔い改めなさい。天の御国が近づいたから」一年を省みて罪に値する言動があったのなら、主の前に悔い改めましょう。悔い改めによって過去の重荷から解放されます。私に対して罪を犯した兄姉がいるのなら、一方的に赦しを宣言しましょう。そのような悔い改めと赦しによって過去を清算することによって、前向きな心を持って新たな一年を迎え入れることができます。③新年度の計画に主の御心を加え入れます。詩篇37篇5節では「あなたの道を主にゆだねよ。主に信頼せよ。主が成し遂げてくださる。」と語られています。新しい年は自分自身の欲望満たすために費やすのではなく、主の御心をどのように成し遂げるかを計画することで、主が直に導いてくださるようになります。そうして主に従って生きる決断によって、真の平安と豊かな恵みを味わう一年を過ごしていけるのです。
もうすぐ新しい年が明けます。今年の自分の歩みを省み、悔い改めることで、主とともに歩む新しい一年に期待を膨らませていきましょう!