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牧会コラム

#203 教会周りにライトとカメラを増設します

先日は教会周りのソーラーライトが盗まれたという報告をしました。盗人に対してイエスさまは次のように教えています。「あなたの上着を奪い取る者には、下着も拒んではいけません。」(ルカ6:29b)盗むこと自体は紛れのない罪(出エ20:15)ですが、かつて私たちも罪人であったことを想い、盗人を憐れむ心を持つことはクリスチャンに求められる品格です。盗んだ人がイエスさまの赦しと愛を見出せるように祈りましょう。しかし、結果として教会周辺が暗くなってしまったことは懸念材料です。周りには街灯が一つもなく、暗さはさらなる犯罪の温床となります。教会は、その存在自体が町の「安心、安全」を象徴するものでありたいと願っています。そのためにライトと防犯カメラの増設を進めたいと思います。

 明るさを確保するために新しくソーラーライトをつけます。以前より安いもので、数を増やします。臨時駐車場として用いている畑の方にもライトを加え、帰り際の足元を照らすようにします。駐車場と道路側にもライトで照らし、教会全体が浮かび上がるように演出します。しかし、ライトを新設するだけだと、再度盗まれる可能性があるので、すでにある1台に加え、もう2台の防犯カメラを増設し、犯罪の抑制に期待します。

 そこからもう一歩踏み込んで、礼拝室の角にカメラを設置することを検討しています。礼拝室内で起こり得る様々な事件(または罪)を抑制し、思わぬ事故や怪我の際には正確な状況を把握するために用います。

 防犯カメラの設置は監視用として誤解を招くことがあります。どんなに良いものでも使い方を誤ると悪いものになってしまいます。防犯カメラの正しい運営方法も含め検討の上で増設を進めますので、お祈りください。