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牧会コラム

#259 短期宣教チームを迎え入れる心の準備をしましょう

今週の金曜日から来週の木曜日にかけて(24~30日)韓国からシミインヌン教会の青年短期宣教チームが来会します。総勢11名(内2名は牧師夫妻)の小さなチームですが、元気いっぱいな青年たちと過ごせる数日に期待をしています。また、私たちの教会では初めて行う「韓国Kカルチャーフェス」にも期待をかけています。しかし、韓国から短期宣教を受け入れることにはどのようなメリットがあるのか、宣教チームと受け入れ教会の両方で考えます。

 宣教チームの側では、宣教地を体験できることが一番のメリットです。これまで祈りに覚え、捧げ物を持って宣教を支援していたけれども、直接現場を見て、現地の教会や人々に触れることによって宣教に対する想いが深まり、祈りがより具体的になっていきます。このような宣教地の体験をきっかけに、宣教師や牧師の献身へと導かれることは多々あります。将来の献身者発掘という意味でも宣教チームとして送り出されることは非常に有益であると言えます。

 受け入れ教会にとっては、宣教チームの助けによって、これまでできなかった宣教の取り組みを行うことができます。宣教地の教会は人手が足りず、十分な伝道活動ができないことが多いです。宣教チームは大きな助けの手となり、自力では難しかった伝道を行うことができます。また、宣教チームの特別な賜物が用いられると、より広い範囲、あるいは新しい領域での伝道を試みることができます。今回の宣教チームの助けによって「韓国Kカルチャーフェス」を企画することができました。ダンスの賜物、伝統工芸の賜物を持った兄姉たちがチームにいたからです。

 このように、短期宣教チームを受け入れることは、送り出す側と受け入れる側の両方にメリットが大きいことがわかります。ただ、背後にある多大な犠牲を忘れてはいけません。有休を取り、自腹で航空券を購入してきてくださった宣教チームの一人ひとりに感謝しつつ、ともに主の祝福を味わいましょう!